【報告書】作成者:ましろ

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2009-07-07 (Tue) 08:18

西谷教授からのメール

-----【 2009年7月7日 4:05:39 】-----
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_/_/ 西谷幕末ゼミのゼミメールです _/_/
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ゼミ生のみなさん、こんにちは。

ハルです!
教授から直接メールが届きました!!
みなさんも、すぐに読んでください!!!
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----- Original Message -----
From: <nishiya_bakumatsu_semi*yahoo.co.jp>【補足:@を*に置換しています】
To: <nishiya_bakumatsu_semi*yahoo.co.jp>【補足:@を*に置換しています】
Sent: Tuesday, July 07, 2009 3:22 AM
Subject: 百に達した記念に

> 香月、坂上、傷の具合はどうだ?
> 君たちをこんな目に遭わせることになり、申し開きの言葉もない。
> 約束の電話はできない。
> Xも見ているこのメールも危険だ。
>
> 見守る者は覚悟の上で中継に臨んだ。
> Xの諜報網をもってすれば、私の居場所や、
> 坂上が設定した“安全な場所”を突き止めることはたやすいだろう。
> 見守る者は、危険を承知で姿を晒したのだ。
> 彼は重傷だが、今は、わずかに残った彼の仲間が、安全な場所に移送した。
>
> ゼミ生諸君。
> 私のいない間に、たくさんの新ゼミ生が増えたこと、とても誇りに思います。
>
> 私の研究を発端に、孫や愛するゼミ生が犠牲になった。
> 一時はすべてを諦め、葬るべきだと悩んだ。
> しかし見守る者と出会い、私と共通の敵に、私とは別の戦いを挑む人がいることを知った。
> 私は再び前に進み始めた。
>
> そして諸君との出会いがあった。
> 敵の強大さを知り、苦難に直面しても、諸君の真実を求める情熱の炎は消えなかった。
>
>
>
>
> Xの妨害を受ける度に、ますます大きく燃え上がり、私をもたぎらせた。
>
> しかし、私が動く度に、Xは大切な諸君に牙を剥き、私の意気を挫こうとする。
> 諸君を惑わせているのは、ひとえに私の勇気のなさにあります。
>
> 「五人の醜議の書」は、坂本竜馬を謀殺した黒幕たちの密約書だ。
>
> 私は以前、さる筋の関係者から内々に、新発見の幕末史料の調査を依頼された。
> 春頃のニュースに心当たりがあるだろう。
> ただし、私への依頼はそれよりずっと早く、調査も非公式に行なうことを余儀なくされた。
>
> 「醜議の書」はその時に出てきたものだ。
> それは、長らく心に秘めてきた私の仮説を、大きく前進させる内容だった。
> しかしその後、依頼は取り消され、私は調査から外された。
> そしてXの執拗な妨害と攻撃が始まった。
>
> この書について、今は諸君に伝えることができない。
> 諸君が幕末の知識を蓄え、この書を武器とするには、時間が必要なはずだ。
>
> もう一つ、香月や坂上にも今は伝えられない理由がある。
> 私には、まだ調べなければならないことがある。
> それをはっきりさせるまで、待ってほしい。
> それは私個人の問題なのだ。他の誰にも頼れぬものなのだ。
>
> 私に残された時間は少ない。
> しかし諸君には未来がある。
> この国の将来は私たちではなく、諸君が背負っていく。
>
> 現代の社会は、どのようにして始まったか。
> 現代を知るには、出発点である幕末を見ればいい。
>
> 私の研究をめぐる暴力の嵐は不幸だが、私には光が見えている。
> 諸君がこのゼミに集い、幕末を通して現代を見てくれることだ。
> 学生時代に、教科として習うものとは違った歴史に、諸君が興味を持ってくれたことだ。
>
> 坂上と香月、そしてゼミ生諸君が創る小説を楽しみにしている。
>
> しかし坂上、間違ってはいけない。
> 小説を出せば、Xの脅威は弱まるかもしれない。
> だが、小説を出すまでが危険なのだ。
> Xのあらゆる妨害に、君は私と同じ苦しみを味わうことになる。
> しかし、ガミさん、君ならやり遂げるだろう。
>
> 香月、坂上を助けてやってくれ。
> 君の知識と冷静な思考でしか、彼の激情を抑えられない。
> 彼は常に君の支えを必要としているのだ。
> 彼が道を誤りそうな時、君がそれをとどめるのだ。
>
> 諸君、坂上や香月が離れても、ゼミは残る。
> 自由に幕末を語ってほしい。
> 史実の楽しさ、史実から離れる楽しさ。
> 諸君は何でも語ることができる。
> 仲間と分かち合うことに意味がある。
>
> 幕末に興味のなかった人まで、本を読み、史跡を訪ねている。
> こんなにうれしいことはない。
> 私もいつかそこに帰りたい。
>
> みんなで、ゼミを導いてくれ。
>
> 百に達した記念に。西谷正史

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最終更新日 : -0001-11-30

Comment







非公開コメント

【ぐりんさん】

あらま。

ちょっと考え事してたらこの有様。
参った、参った(笑
ありがとね、ぐりんさん(笑

あなたは私にいつも元気をくれます。

心からの「ありがとう」

・・・届いたかな(笑
2009-07-07-08:57

ましろ URL [ 返信 * 編集 ]

こらーーーーーっ!

あっとまーくがぁ!きごうにおきかわってないじゃないかぁ!!

って、喝入れる場所間違えました?w
(寝られなかったので、ヘンなテンションでお送りしました。)
2009-07-07-08:53

ぐりん URL [ 返信 * 編集 ]