まだ、覚えてる。
くちびるを離した瞬間に香った、ほろ苦さ。
こんなに心が軋むなんて。
不意に疼き始める、甘い痛み。
盲目的に従ったとして、
キミがワタシノモノになる訳じゃない。
それだけは、解ってた。
「【いつだってきっと私の方が好きだから。】
・・・止めないよ?」
視線を合わせずに言い放ったから
どんな表情で聞いていたのかは、
わからないけれど。
キミは知らなかったでしょう?
そっと隠した、【アイノコトバ】を。
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BGM:Owl Night/葛葉
【Owl Night/MV】 / 【Owl Night/歌詞】
くちびるを離した瞬間に香った、ほろ苦さ。
こんなに心が軋むなんて。
不意に疼き始める、甘い痛み。
「俺のこと好きなら、止めないの?」
少し呆れたように。
それから誤魔化すように、
悪戯っぽく彼が笑った。
一瞬だけ、時が止まって。
甘さを纏った視線が絡みつく。
首筋を滑る優しい指先から
身体中を伝ってゆく
痺れるような感覚に、
抗うことなんて
できるはずもなくて。
もういちど。
瞳を、閉じた。
盲目的に従ったとして、
キミがワタシノモノになる訳じゃない。
それだけは、解ってた。
「【いつだってきっと私の方が好きだから。】
・・・止めないよ?」
視線を合わせずに言い放ったから
どんな表情で聞いていたのかは、
わからないけれど。
キミは知らなかったでしょう?
そっと隠した、【アイノコトバ】を。
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BGM:Owl Night/葛葉
【Owl Night/MV】 / 【Owl Night/歌詞】
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最終更新日 : 2022-11-12