【報告書】作成者:ましろ

Top Page › 3D小説「bell」 【1部/概要】 › 【概要】8月18日(月)19:30~24:10
2014-08-18 (Mon) 23:58

【概要】8月18日(月)19:30~24:10

8月17日(日)21:00~22:00 ← 【概要】 → 8月19日(月)23:00~24:10

ファーブル/八千代/メリー/アイ/アイの母親
-----------------------------------------------------------------------------
・ホテルのラウンジでメリーからの迎えを待つ八千代。現れたのはファーブル。「でも彼女の笑顔を独占するのはオレだよ。次のクリスマスまではね」
・メリーと電話。「センセイがまだいたころ、プレゼントはクリスマスを迎えるたび、ひとつずつ生まれていました。その最後のひとつが、あなたの、ドイルの書き置きです」「でもその年にのみ、もうひとつのプレゼントが生まれている。」「それは、英雄のプレゼントかな?」おそらくは、「名前のないプレゼント」と表現されるもの。「貴方はそのプレゼントのことを、なにも知らないようですね」「もし仮に、名前のないプレゼントに名前をつけるなら、それは悪魔のプレゼントです」
・12年前は、英雄――久瀬太一が、最後にクリスマスパーティに参加した年。久瀬自身は覚えていない。12年前にメリーはパーティに参加していない。参加していれば八千代がいなかった事を知っているはず。
・「本物の『良い子』は、ヨフカシだけが知っている」「君は本物の『良い子』じゃない」メリーが本物の良い子ではないのなら、協会内で彼女が権力を持つ根拠が、根底から瓦解する。
・プレゼントはセンセイによって生み出される。でもセンセイが直接、プレゼントを手渡すわけではない。「良い子」からプレゼントを受け取る。センセイは良い子を選ぶ。その年、いちばんの良い子を。良い子のプレゼントには願いがこもる。それは特別な力になる。良い子自身がプレゼントを受け取るのではなく、良い子が選んだ誰かが、良い子の望んだ奇跡のような力を得る。
・「もうすでにずっと昔から、私は聖夜協会なんてものに興味はありませんよ。ただ仕方なくこの立場を受け入れているだけです」
・「ドイル。貴方に与えられたプレゼントは、『連絡』ですね。望んだ相手からの連絡が得られるプレゼント。ですが相手がそのことを知っていると、『連絡する前に』我に返ってしまう」絶対的に八千代と敵対している。プレゼントの効果で連絡を取ろうとしているのだと悟られる。昏睡状態にある。すでに死亡している。そんな理由がない限り、八千代が望めば、電話が鳴る。
・高校2年のクリスマスに貰ったはずのミュージックプレイヤーに亡くなる直前のアイの声。
・八千代がすべてを知ったのは、高校を卒業した春。プレイヤーを受け取ったのは、アイの葬儀の日。
・制作者から八千代へメールが届く。10番目の謎は、水曜日のクリスマスとはいつなのか。18番目の謎は、キャンディを愛する少女の「物語」を決めたのは誰なのか。
メリーノイマンの会話:悪魔(みさき)をファーブルに引き渡す件は本気なのか。メリーが悪魔に興味を持った理由は「閉塞感を感じていたので、なんとなく」
【3D小説『bell』運営より】公式サイトのイラストの転用について。
-----------------------------------------------------------------------------

■八千代雄吾/8月18日/19時30分

・ファーブル
-----------------------------------------------------------------------------
・ホテルのラウンジでメリーからの迎えを待つ八千代。現れたのはファーブル。
・名誉ある仕事。「案内役は、ゲストよりも先にホストの居場所を知っている」
・「でも彼女の笑顔を独占するのはオレだよ。次のクリスマスまではね」


■八千代雄吾/8月18日/20時

・メリー:まだ若い女性の声。間違いなく年下。学生でもおかしくない。冷たく澄んだ声。冬の日の鈴の音のような。12年前パーティに参加していない。参加していれば八千代がいなかった事を知っているはず。
・ドイル:メリー曰く「ドイルのプレゼントは12年前に発生した」八千代は当時高校2年生。アイが長い入院生活に入った年。12年前のパーティに参加していない。
-----------------------------------------------------------------------------
・タクシーで移動し、案内されたのはありきたりなビルの中の、ありきたりな事務所の一室。メリーの個人的な情報はいくら調べても出てこない。
・夜空に月はみえない。
・デスクに置かれたスマートフォンが鳴る。画面には、メリーと表示されている。
・結果には報酬を与えなければならない。目にみえる形で協会員に愛情を示さなければならない。そうでなければ彼女の立場は成立しない。貨幣でもなく、地位でもなく、「メリーからの愛情」こそが聖夜協会内の価値であるはず。
・八千代は聖夜協会に入るまでドイルの書き置きという名前を知らなかった。「名前は重要ではありません。センセイがただ、便宜的に名前をつけただけですから」「どうして君が、それを知っているんだろう?」メリーは答えない。
・「ドイルの書き置きについて、訊かせていただけますか?」「残念だけどね。オレのプレゼントは、正解を明かすと価値がなくなっちまうものなんだ」「効果を知っている相手には効き目がないから」「だから私にも、センセイにも、そのプレゼントは使えなかった」
・貴方のプレゼント(ドイルの書き置き)は12年前に発生した。八千代は当時高校2年生。アイが長い入院生活に入った年。
・「センセイがまだいたころ、プレゼントはクリスマスを迎えるたび、ひとつずつ生まれていました。その最後のひとつが、あなたの、ドイルの書き置きです」「でもその年にのみ、もうひとつのプレゼントが生まれている。」
・「それは、英雄のプレゼントかな?」おそらくは、「名前のないプレゼント」と表現されるもの。12年前は、英雄――久瀬太一が、最後にクリスマスパーティに参加した年。久瀬自身は覚えていない。「貴方はそのプレゼントのことを、なにも知らないようですね」「もし仮に、名前のないプレゼントに名前をつけるなら、それは悪魔のプレゼントです」
・12年前にメリーはパーティに参加していない。参加していれば八千代がいなかった事を知っているはず。
・「なんにせよ貴方は、私が望むものはなにも持っていないようです」「あの缶の中には、ヒーローバッヂは入っていませんでしたよ」


■八千代雄吾/8月18日/20時15分

・メリー:「もうすでにずっと昔から、私は聖夜協会なんてものに興味はありませんよ。ただ仕方なくこの立場を受け入れているだけです」
-----------------------------------------------------------------------------
・「嘘をつくのは、良い子ではありません」「貴方は、なんのために、私と連絡を取りたかったのですか?」
・「本物の『良い子』は、ヨフカシだけが知っている」「君は本物の『良い子』じゃない」
・プレゼントはセンセイによって生み出される。でもセンセイが直接、プレゼントを手渡すわけではない。「良い子」からプレゼントを受け取る。センセイは良い子を選ぶ。その年、いちばんの良い子を。良い子のプレゼントには願いがこもる。それは特別な力になる。良い子自身がプレゼントを受け取るのではなく、良い子が選んだ誰かが、良い子の望んだ奇跡のような力を得る。
・協会内で、次の「良い子」はメリーだといわれている。センセイが消える前に、そう約束したと。だから彼女は絶対的な権力を持っている。彼女からの「クリスマスプレゼント」を、誰もが求めている。でも、雪の話が確かなら、その根底が崩れる。メリーが本物の良い子ではないのなら、協会内で彼女が権力を持つ根拠が、根底から瓦解する。
・「もうすでにずっと昔から、私は聖夜協会なんてものに興味はありませんよ。ただ仕方なくこの立場を受け入れているだけです」
・「ドイル。貴方に与えられたプレゼントは、『連絡』ですね。望んだ相手からの連絡が得られるプレゼント。ですが相手がそのことを知っていると、『連絡する前に』我に返ってしまう」
・ドイルの書き置きと呼ばれるプレゼントとは、相手に明確な「拒否する理由」がない限り、必ず望んだ相手から連絡がある。絶対的に八千代と敵対している。プレゼントの効果で連絡を取ろうとしているのだと悟られる。昏睡状態にある。すでに死亡している。そんな理由がない限り、八千代が望めば、電話が鳴る。
・「だから貴方が、望んだ『連絡』をあげましょう」かちり、となにかが切り替わるような音が聞こえた。なぜだか、電話の向こうからメリーがいなくなったのが、はっきりとわかった。電話の向こうから彼女の声が聞こえた。


■八千代雄吾/8月18日/20時30分

・アイ
・八千代:すべてを知ったのは、高校を卒業した春。プレイヤーを受け取ったのは、アイの葬儀の日。
・アイの母親:アイからのプレゼントであるプレイヤーを八千代に渡した
-----------------------------------------------------------------------------
・「ユウくんへ。メリークリスマス、アンドお久しぶり。急な長期外泊が長引いて、去年渡すはずのクリスマスプレゼントがまだ手元にあるのでした。なんてこった」
・高校2年のクリスマスに貰ったはずのミュージックプレイヤーに亡くなる直前のアイの声。
・八千代がすべてを知ったのは、高校を卒業した春。プレイヤーを受け取ったのは、アイの葬儀の日。
・制作者から八千代へメールが届く。10番目の謎は、水曜日のクリスマスとはいつなのか。18番目の謎は、キャンディを愛する少女の「物語」を決めたのは誰なのか。

――To be continued


【8/18 22:00-22:07】メリーノイマンの会話

トナカイ > メリーさん、いらっしゃい。 (08/18-22:00:34)
トナカイ > ノイマンさん、いらっしゃい。 (08/18-22:00:57)
★ ノイマン > いいの? 下のデータ、残しておいて。
★ メリー > 私は気にしません。
★ ノイマン > そ。ところで、ファーブルから連絡があったんだけど。
★ ノイマン > 悪魔の保護をあいつに引き渡せっていうのは、本気なの?

★ メリー > ええ、なにか問題でも?
★ メリー > 同じ会員で、しかも穏健派の仲間でしょう?

★ ノイマン > 答えのわかり切っている質問をしないで。
★ ノイマン > ま、いいわ。貴女には従う。
★ ノイマン > でも、どうして今さら、悪魔に興味を持ったの?

★ メリー > なんとなくですよ。
★ メリー > 最近、閉塞感を感じていましたから。

トナカイ > メリーさん、さようなら~。 (08/18-22:07:10)
トナカイ > ノイマンさん、さようなら~。 (08/18-22:07:39)

8/18 22:00-22:07


【3D小説『bell』運営より】
・公式サイトのイラストの転用について。「基本的には自由にご使用いただいてOK」
 ただし、「こちらから問題があると判断した場合、削除していただく場合もある」。
 イラストをご使用する際には、このアカウント(@superoresama)に一報を。

8月17日(日)21:00~22:00 ← 【概要】 → 8月19日(月)23:00~24:10
-------------------------------------------------------------------------------------------
スポンサーサイト



最終更新日 : 2015-07-30

Comment







非公開コメント