「ノブレス・オブリージュ」という言葉
noblisse oblige という言葉には、元々は「高貴な者・地位ある者の義務」という意味はないと、先にわたしは述べました。身分ある者・富者が、施し・慈善(チャリティ)をするというのは、西欧では、中世以来からの伝統的な習慣で、キリスト教の七つの美徳(Seven Virtues)にも、「チャリティ」は美徳して入っています。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/273081.html
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(4)シュルツ氏が語る「ベートーヴェンのパトロン、ロブコヴィッツ侯爵」
ロブコヴィッツ侯爵は、自邸にオーケストラを抱えるほど裕福(!)だったチェコ地方出身の若い貴族で、
ウィーンに出てきた ベートーヴェンを リヒノフスキー公とともに 真っ先に後援したことでも知られています。
ベートーヴェンとは お互いに 若い頃から たいへん友好な関係だったらしく、捧げられた作品も非常に多く、
しかも それらが傑作曲ばかりであることには 誰もが驚くのではないかと思います。
特に、6曲の弦楽四重奏曲 作品18は、ちょうど同じ時期(1800年前後)に
かつては師弟の間柄だったハイドンも 同じロブコヴィッツ侯爵に,
自身の 作品77の 2曲(最後の弦楽四重奏作品、ロブコヴィッツ四重奏曲 HobⅢ-81-82)を
献呈しようとしていたばかりだったことは 注目に値します。
http://scherzo111.blog122.fc2.com/blog-entry-45.html
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noblisse oblige という言葉には、元々は「高貴な者・地位ある者の義務」という意味はないと、先にわたしは述べました。身分ある者・富者が、施し・慈善(チャリティ)をするというのは、西欧では、中世以来からの伝統的な習慣で、キリスト教の七つの美徳(Seven Virtues)にも、「チャリティ」は美徳して入っています。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/273081.html
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(4)シュルツ氏が語る「ベートーヴェンのパトロン、ロブコヴィッツ侯爵」
ロブコヴィッツ侯爵は、自邸にオーケストラを抱えるほど裕福(!)だったチェコ地方出身の若い貴族で、
ウィーンに出てきた ベートーヴェンを リヒノフスキー公とともに 真っ先に後援したことでも知られています。
ベートーヴェンとは お互いに 若い頃から たいへん友好な関係だったらしく、捧げられた作品も非常に多く、
しかも それらが傑作曲ばかりであることには 誰もが驚くのではないかと思います。
特に、6曲の弦楽四重奏曲 作品18は、ちょうど同じ時期(1800年前後)に
かつては師弟の間柄だったハイドンも 同じロブコヴィッツ侯爵に,
自身の 作品77の 2曲(最後の弦楽四重奏作品、ロブコヴィッツ四重奏曲 HobⅢ-81-82)を
献呈しようとしていたばかりだったことは 注目に値します。
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最終更新日 : -0001-11-30