【報告書】作成者:ましろ

Top Page › ARG事例 RYOMA【参考資料】 › 岩倉具視あて書簡大量発見 西郷、伊藤ら自筆千数百点
2009-06-07 (Sun) 23:39

岩倉具視あて書簡大量発見 西郷、伊藤ら自筆千数百点

岩倉具視あて書簡大量発見 西郷、伊藤ら自筆千数百点

2009年03月08日

 明治政府の最高指導者岩倉具視(1825-83年)にあてて西郷隆盛や大久保利通、伊藤博文ら明治の元勲が送った書簡、意見書など、新発見とみられる千数百点の文書が現存していることが7日、三沢純熊本大准教授、藤井譲治京大教授、佐々木克奈良大教授らの調査で分かった。明治新政府をめぐる文書類は出尽くしたとされており、新史料の大量発見は極めて珍しい。政権中枢にいた岩倉の元に各地から多様な情報が集まり、諸政策が決定された過程を裏付ける重要なもので、激動の幕末・明治史の空白を埋める新たな事実の確認が期待される。

 文書は「海の見える杜美術館」(広島県廿日市市)が約20年前に購入し、未公開のまま所蔵。三沢准教授らが昨年から3年計画で調査を始めた。全部で約1700点あり、このうち約8割を新出史料と推定している。

 書簡類は1868(慶応4、明治元)年から岩倉が死去する83年までに東京で受け取ったとみられる。詳細は未解読だが、新出とみられる伊藤の自筆が68通、岩倉の書簡草稿も128通、三条実美の書簡も429通あった。既に存在が知られている大久保の書簡の原本も191通見つかった。

 さらに「西郷吉之助」と署名された書簡も新出とみられ、西郷が戊辰戦争の指揮内容を報告しているのをはじめ、貨幣の不足を訴え「信州」で一揆が起こったとする報告書、追加鋳造を決めた政府文書など多岐にわたっている。

 政権最高位の「太政大臣(三条実美)」あての書簡もあり、ナンバー2の右大臣だった岩倉が判断を委ねられ、保管していたとみられる。(共同)

【画像】岩倉具視にあてた西郷隆盛の書簡。
     署名は「西郷吉之助」になっている(「海の見える杜美術館」所蔵)

西郷隆盛の書簡
-------------------------------------------------------------------------------------------
幕末ゼミサイト>研究テーマ 最下部リンク
「岩倉具視あて書簡大量発見 西郷、伊藤ら自筆千数百点 2009年03月08日」(くまにちコム)より転載
 http://kumanichi.com/news/kyodo/main/200903/20090308001.shtml
-------------------------------------------------------------------------------------------
スポンサーサイト



最終更新日 : -0001-11-30

Comment







非公開コメント